日テレの「野ブタ。をプロデュース」の後番組、「喰いタン」を地味に2話見たけど、華がないドラマだなというのが正直な感想。
原作に出てこないキャラがいろいろ設定されてるようだけど、どいつもこいつもいなくていいです。森田剛が特にいらない。

原作に忠実に高野聖也と京子タン中心ですすめたほうがすっきりとグルマン探偵ドラマとして成り立つと思うんだが、準主役のはずの京子タンがまた、萌え要素の薄い市川実日子さんがやっていて、キャラ的にもその他大勢の中の一人に埋没してる時点で、もうこのドラマにどの方向から食いついたらいいのか俺としてはさっぱりわからない。誰向けのドラマなんでしょうかこれは。

京子タンをハセキョーとかエビちゃんとかにやらせといて(安直ですが)、ツッコミ役兼ドジっ子助手という立ち位置にして普通にやりゃあいいのになあ。ドラゴン桜や特命係長ぐらいのノリでやるのが正しいと思う。

俺は日テレのこの時間帯を「青少年の健全育成枠」だと思って見てるんだけど、日テレは食育に挑戦したくてこの題材を選んだのではないか。
いただきますをちゃんと言えとか、食べ物を粗末にするなとか、ところどころに説教が入ってる気が。

そういえば最近は「給食費払ってるんだからうちの子供に『いただきます』を強制するな」などと文句をいう親もいるそうですね。世も末。