新生ヱヴァさんとか宇多田さんについて74年生まれが気持ち悪くがっつり語る

朝から宇多田さんのシングル聞きっぱなしのヱヴァオタクが来ましたよ。

誰かが1975年生まれくらいの人は幸せなゲーマー人生を送っている仮説を唱えてましたけど、こんくらいの人は幸せなお笑い番組人生も、幸せな戦隊モノ人生も、幸せな怪獣人生も、幸せな魔女っ子人生も、幸せな深夜エロ番組人生も、幸せなあなたの知らない世界人生も、幸せな日本昔話人生も送っているわけであります。つまり幸せなテレビっ子人生ですな。

そのテレビっ子人生の中で何が一番幸せかってそりゃ生まれてこのかた面白いアニメに不自由したことがないってことでしょう。
生まれた年代のせいで、デビルマンしらねえ、ヤッターマンしらねえ、ガンダムしらねえ、うる星やつらしらねえ、アキラしらねえ、攻殻しらねえ、ヱヴァしらねえとかいう人がいたらそれは不幸だと思うんですよ僕は。
大人になりすぎてて堂々と見れなかったとか、まだ生まれてなかったとか、流行っていたのは知っていたけど理解できる年齢でなかったとかね。残念どすなあとしかいいようがない。

そんな僕らアニメ幸せ世代もここんところはさすがに世代交代的なものを感じていたわけですよ。ケロロ軍曹とかnarutoとか面白いのかも知れないけどなんだかなーな感じでみてねえってばよだし、ノイタミナとかがんばってるけど明日仕事だからなかなか起きてらんないし。

あーおじさんになったもんだ、やだやだ年はとりたくないねーと思ってたそんなところに新生ヱヴァですよ!
まさに福音キター!と幸せをまた噛みしめているわけです。ありがたや。

宇多田さんのテーマソングもいいですわー。何度聞いてもうなじがゾクゾクします。
この歌が「ヱヴァ的なもの抜きで」歌われているのに、ヱヴァンゲリオンの世界を完璧に表現できていることに感激。
今回、制作の現場でも「ヱヴァ的なもの」(例えば明朝体とか)は全て排除する方向で進めたとのことだったので、そういう指示が主題歌にもあったのかなかったのかは知りませんが、とにかく素晴らしい。

なぜか俺は、この曲から前作劇場版のラストシーンが思い浮かぶんですけど、それすらも懐かしさと切なさと今作への期待がいっぺんに押し寄せるような感情を呼び起こして、とにかく最高なのであります。早く見たい。