ギャスパー・ウリエルとエマニュエル・ベアールの「かげろう」を観て

エマニュエル・ベアールさんが大好きなのでギャスパー・ウリエルと共演の「かげろう」ちゅう作品のDVD借りてきて観ました。ドイツ軍の爆撃から逃げるエマニュエル・ベアールさん(未亡人)一家に、美しい謎の青年ギャスパー・ウリエルが入り込んで、コイツはベアールさん一家にとって敵なのか味方なのかっつう、全編にわたってピリピリとした緊張感がある映画です。ベアールさん、ウリエルさんの美しさとあいまって、観だしたら目が離せない。

ベアールさんは本当にきれい。肉感的で、見た目ちょうエロいので、これが戦争というなんでもありな現場にいたらそらヤバイでしょうと誰もが思ってしまうところにこの映画の緊張感があると思います。

でもね、この作品のポスターが最悪でね。

これ見るとなんかただのエマニュエル婦人みたいな内容しか想起できないと思うんですよ。この作品はポスターのせいでだいぶ損してる珍しい例。

しかもこのポスターのシーンはすごい謎でね。書いちゃっていいかな、ネタばれ読みたくない人はここで終わりにしてくらさい。

ウリエルさんとベアールさんはこのシーンまで全然相思相愛とかじゃなくって、ウリエルさんの片思いなんですね。
ベアールさんはウリエルさんと歳離れすぎてるし、ウリエルさんはベアールさんの子供ともすっかりなじんでいて、もう家族の一員としてしかベアールさんはウリエルさんのことを見ていないんです。
ウリエルさんは真剣にベアールさんに告白するんですけど、ベアールさんは鼻で笑って終わりになっちゃいます。
その後、とあることが原因でウリエルさんがしばらく姿を見せなくなるんですが、ウリエルさんが戻ってくると、なんとベアールさんがダーッと駆け寄っていっていきなりポスターのシーンなんですわ。
しかもそのままAFです!(゚□゚;)ガーン!なんでじゃー!

これはフランス人の脳みそがどうなってんのか聞いてみたいです。
ベアールさんが気丈に母として振る舞っていたけど、女の部分が残っていて、ウリエルさんがいなくなったことと直前の出来事とが引き金になったと考えることもできますが、何もAFしなくても!

あと非常に余談ですが、ベアールさんは服来てると非常にセクシーなのに、脱ぐとおっぱいの形が中世の宗教絵画のヌードみたいなので結構釈然としない物があります。